話題沸騰で裏番組KO テレ東「池の水ぜんぶ抜く」の強み

公開日: 更新日:

 先月26日のテレビ東京「緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物10000匹!?池の水ぜんぶ抜く大作戦5」が平均視聴率12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)の高視聴率を獲得した。

 今年1月、第1弾が放送されるとたちまち話題沸騰。単に“池の水を抜く”というシンプルながら、誰も思いつかなかったアイデアで視聴者の心をワシ掴みし、9月の第4弾11.8%をさらに上回る人気になった。

 ちなみに今回は「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系、13.9%)、「ビートたけしのスポーツ大将」(テレビ朝日系、5.8%)、「ニチファミ! 中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2017」(フジテレビ系、11.0%)と競合目白押しの中で大健闘し、当然ながらNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(11.3%)も撃破した。

 初の大阪ロケを敢行した今回。シリーズ史上最大の“超巨大池”の枚方市・山田池公園の水を抜き、準絶滅危惧種のニホンイシガメを発見、捕獲した。池の中にどんな生物がいるかという興味もさることながら、外来種の駆除を行い、池の環境改善を図るなど地球にやさしい企画。日本中、いや世界の池の水を抜くまでネタは尽きない。次回は正月特番「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」だとか。

 テレ東は大晦日、「紅白」の裏で「孤独のグルメ 大晦日スペシャル~瀬戸内出張編(仮)~」を放送すると発表したが、「孤独のグルメ」といい、「池の水」といい、相変わらず企画力で勝負。2018年もテレ東から目が離せない!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち