39年ぶり自著出版 山口百恵さん“還暦”までのヒストリー

公開日: 更新日:

「今、暮らしの中に手仕事の時間があることをとても幸せに思っています」と、三浦百恵さん(60)はあとがきで心境をつづっているという。「蒼い時」以来39年ぶりの著書として7月末に刊行する「時間の花束 Bouquet du temps(ブーケ デュ タン)」(日本ヴォーグ社)。

 百恵さんが20代のころからつくりあげたキルト作品から、約70点が掲載されており、夫の三浦友和(67)や長男で歌手の三浦祐太朗(35)、次男の俳優三浦貴大(33)のためにつくった作品もあるというから、引退し家庭に入ってからの百恵さんのヒストリーが感じられそうだ。

 百恵さんウオッチャーのベテラン芸能記者、青山佳裕氏が言う。

「百恵さんは毎年国際キルトフェスティバルに作品を展示されているのですが、たとえば2017年には子供部屋のベッドカバーとラグマットを発表され、すごく可愛いと評判になっていました。とりわけベッドカバーはカラフルな布をパッチワークし、子供なら大喜びし跳びはねるような作品で、まだ見ぬ初孫への思いをもとにつくられたのではないかとみられていました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした