「凪のお暇」期待度No.1も…黒木華が手放しで喜べないワケ

公開日: 更新日:

 国内最大級の映画ドラマのレビューサービス「フィルマークス」が先月28日、地上波夏ドラマの「期待度ランキング」を発表した。サービス内のデータに基づいたもので、別表AはそのTOP10。期待度1位は黒木華主演のラブコメだ。

「『凪のお暇』は原作コミックも人気。ビジュアルの完成度を高めるために髪をもじゃもじゃにした黒木さんの意気込み、本気度も感じます。民放の連ドラ主演は3年ぶり。もともと演技は達者だし、原作ファンの期待は大きいでしょう」(芸能ライターの山下真夏氏)

 初回放送は19日とまだ先だが、ちなみに6位も9位も初回視聴率13%台とまずまずの滑り出し。期待に応えている。

「2位の主演は石原さとみで、3位は深田恭子、4位は杏です。いずれも超が付く人気女優を抑えての1位ですから、黒木も大したものですが、だからといって視聴率に直結するとは限らない。業界の下馬評では石原、深田、杏で数字を争うともっぱらですね」(在京キー局関係者)

 別表Bは前クール、春ドラマの期待度ランキングTOP10。1位の朝ドラは別格として、5位や7位のように、確かに期待度が視聴率に結びつくわけではなさそうだ。そもそも全話平均視聴率で春ドラマ1位だった天海祐希主演「緊急取調室 第3シーズン」(テレビ朝日系)は、期待度16位だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン