岩井ジョニ男が振り返るタモリの運転手時代と勘違いの30代

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■バイト生活に逆戻りした時は運転手時代の体験を自慢

 運転手時代は給料がもらえましたが、タモリさんがとにかく忙しいですから、お金を使う暇がない。いつもタモリさんにおいしいものを食べさせていただいてましたし、その時期はまったく貧乏してませんでした。

 彼女との結婚をきっかけに芸人になる決意を固めて運転手を辞め、自分のお笑い活動を始めてから、また貧乏に逆戻り。1カ月のうち29日はバイト。レンタルビデオ、マンガ喫茶、ラブホテルの清掃、不動産屋……好奇心があったから社会勉強だと思っていました。

 30過ぎだとバイト先では年上だから、若いバイトと酒を飲む時にはタモリさんの運転手時代の経験を偉そうに話してました(笑い)。「芸能人は本当はどうですか」「○○っていい人ですか」とかみんなキラキラした目で聞いてくる。僕は運転手だから、直接話したこともないのに芸能人のことを得意げにしゃべってました。勘違いの30代でしたね。

 その後、コンビでバイトしながらお笑いを10年余りやりましたが、時期によって忙しい程度。

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