小渕健太朗「君が代」独唱騒動 布袋寅泰が持論展開の波紋

公開日: 更新日:

「力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」

 ギタリストの布袋寅泰(57)がそう物申した。

 男性デュオ、コブクロの小渕健太郎(42)が先のマラソングランドチャンピオンシップ大会で独唱した君が代について、「放送事故」「喉の病気」「町内ののど自慢でも予選落ち」といったコメントがネットで相次ぎ、ちょっとした騒動になっている件。

 布袋はSNSで「動画を見た」とし、こんな持論を展開したのである。

「確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ。歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスが崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままのキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する。泣きたいくらい悔しかったはずだ。擁護もしない。しかし否定もしない」などとしつつ、冒頭のようにつづった。

 一部のメディアも「笑撃」と取り上げており、布袋は親交ある小渕の心境をおもんぱかって、声をあげたのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景