気合い入れ“脱悪女” カワイイ菜々緒は受け入れられるの?

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菜々緒さんが雑誌のインタビューで〈悪女はロボット的〉と言っていたように、悪女役は“ばっちりメーク”で無表情になりがちですが、最近はヒロイン役に合わせてナチュラル寄りのメークに変えています。番宣で出演したバラエティー番組でも無邪気なお姉さんっぽい感じを出していた。ネット上でも〈笑顔がカワイイ〉などと好評で、“違和感”を払拭しつつありますね」(山下真夏氏)

 この先ずっと悪女役というわけにもいかない。30歳を過ぎ、イメチェンを図るのにもちょうどいいタイミング。菜々緒本人も気合が相当入っているらしい。

「役作りのために、センター分けの前髪を自らバッサリ切り、プライベートでも、カワイイ雰囲気のパステルカラーとか花柄のワンピースを着ているそうですよ」(テレビ誌ライター)

 そんな努力のかいあって、視聴者には“カワイイ菜々緒”が受け入れられてきたというわけ。

「『4分間――』の主演は福士蒼汰さん、そして共演は横浜流星さんと、いずれも今を時めくイケメン俳優です。もしヒロインが、吉岡里帆さんのようにハナからカワイイ女優さんだったら、ファンの嫉妬を買っていたかもしれません。スタイル抜群で〈カッコイイ〉と、同性にも支持されている菜々緒さんがカワイイ役を演じるからこそ、見てみたいと思わせる。むしろ菜々緒さんで正解だったのでは」(山下真夏氏)

 ちなみに「4分間――」には、11年に大ヒットした連ドラ「マルモのおきて」(フジテレビ系)の脚本、演出、プロデューサーが集結。おぜん立ては整っている。あとは主演の福士と“カワイイ菜々緒”次第か。

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