著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

小手伸也さん不倫騒動 マレーシアまで取材する必要ある?

公開日: 更新日:

 皆さん、10日発売の週刊文春見ました? 電車の中吊り広告で目にした方もいると思いますが、この日刊ゲンダイで「華のない人生」を連載してる小手伸也さんが写真2ページ、記事3ページとかなり大きな扱いでした。小手さん、やったね! 十分売れたよ、華のある人生になったよ! と祝福したいところでしたが、記事の内容は不倫でした。

「朝ドラ俳優小手伸也、独身偽装不倫をマレーシア直撃」ですって。この見出しがスゴいですね。パッとみると、ブレークした小手伸也が愛人とマレーシア旅行に行ってるところを直撃したみたいですからね。もしそのとおりだったら私も「おいおい小手、売れたからって調子に乗ってんなぁ」ってなもんですが、よくよく読んでみると、付き合ってたのはコンフィデンスマンJPでブレークする前の2年半前からの出来事。マレーシア直撃は、現在撮影中のドラマのロケ先。しかもお相手の女性は初対面から本名を名乗ってないのに、こっちが既婚の事実を言う必要はあったんですかね。

 というか、ブレークしたとはいえ小手伸也ぐらいの俳優の不倫が世間は必要とするニュースなのでしょうか。やっと無名から二流ぐらいに上がってきた俳優を、一流週刊誌がわざわざドラマロケ先のマレーシアまで乗り込んで取材する必要あります? どうした、週刊文春!? もっと志の高い週刊誌じゃないのか? 小手伸也の不倫なんて小ネタは実話ナックルズでもボツになるレベル。今週はそんなにネタがなかったのでしょうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較