嵐が会見で語らなかった密着ドキュメンタリーの世界戦略

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 来年12月31日に活動を休止する「嵐」が、デビュー20周年となる11月3日に都内で記者会見を行った。なお、会見の模様は嵐のYouTube公式チャンネルでも生配信された。

 会見内容は「SNSなどのデジタル解禁」「アジア4都市での記者会見」「2019年コンサート最終日のライブビューイング」「2020年新国立競技場&北京LIVE」の発表で、日本国内にとどまらず、アジアを中心に「世界展開」を意識した内容だった。

 特に「デジタル解禁」は、会見の中でその理由が強調された。

 ▼活動休止中でもファンが楽しめる環境を整える

 ▼全世界に自分たちのエンターテインメントを届ける

 ▼新たなチャレンジによる経験をジャニーズ事務所に還元する

 しかし、「女性自身」が10月に報じた「密着ドキュメンタリーの極秘撮影」については、この日の会見では一切語ることはなかった。

 SNS開設から数時間後に、フォロワー数が100万人を超える嵐の密着ドキュメンタリーである。世間の注目度からすれば、会見で触れてもいいはずだが、まったく語られなかったのには、何らかの理由があるのだろうか。

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