FNS27時間テレビ大惨敗 歴代ワースト視聴率に日テレ高笑い

公開日: 更新日:

 完全に時代に取り残されてしまったか。

 3連休中の2~3日にかけて放送された「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)の平均視聴率が、昨年の7・3%を1・5ポイント下回り、同番組歴代ワーストの5・8%だったことが分かった(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)。87年に「FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島」としてスタートした同番組は今年で33回目。例年夏に放送されていたが、今年は初めて11月に放送。3年連続でビートたけし(72)と「関ジャニ∞」の村上信五(37)を総合司会に据え、「にほんのスポーツは強いっ!」と銘打ち、スポーツをテーマに挑んだ。しかし視聴率は大惨敗。放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう語る。

「毎年、テーマを変えて放送しているようですが、企画の目新しさもないし、どこかスタート当初の単にテレビでバカ騒ぎをしていたバブルの頃のノリが残っています。制作費の関係もあるでしょうが、生でやる意義も感じられません。いろいろ思うところはありますが、ライバルの日テレの『24時間テレビ』は、一応はチャリティーという大義名分がある。対する『27時間』は完全に時代にそぐわない番組になっていると思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋