“国民的女優”松下奈緒 医療モノ主演に「黒歴史」懸念の声

公開日: 更新日:

 松下にとって不幸なことに、来年1月期には天海祐希(52)主演の「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」(日本テレビ系)、伊藤英明(44)主演の「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系)と、医療ドラマがかぶる。

「中でも一番期待度が高いのは『トップナイフ』でしょう。天海は“視聴率の女王”こと米倉涼子と比較される“稼げる女優”です。08年に精神科医役で主演を務めた『Around40~注文の多いオンナたち~』(TBS系)も平均視聴率は15%弱と、医療ドラマの実績も十分。また、脚本家は先日、来年のNHK朝ドラ『エール』を降板したことが明らかになったばかりの林宏司氏と、話題性は抜群です。松下にとっては分が悪い」(在京キー局関係者)

 だからコケそうな気がするわけだが、テレビ解説者の木村隆志氏もこう言う。

「“医療モノ”という保守的なドラマが同じクールに2つ、3つかぶったのはキツい。その場合は視聴率が取れない枠が食われる傾向にあります。松下さんが同枠で主演して低視聴率だった『早子先生――』のように“黒歴史、再び”かもしれませんね。フジの木10はもともと迷走している枠ですが、多数のドラマで主役を張り、演技力に定評のある木村さんをコンビとして共演させるあたりは、局側の不安の表れではないでしょうか」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル