著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

私は知っています ユーチューバー「KIKUKIN」の本心を

公開日: 更新日:

 ユーチューバーが子供のなりたい職業ランキングの上位に来るこの時代に、我らが林家木久扇師匠がユーチューバーデビューしました。ユーチューブネームはKIKUKIN(キクキン)。あの有名ユーチューバー、HIKAKINさんがアドバイザーで付いてるそうです。

 さすがスーパースター木久扇師匠、どんなに売れっ子でも、常に新しいものに興味を持ち自分を高めていく姿勢は、82歳の年を感じさせません。となんか杓子定規な褒め言葉を言ってみましたが、私は知ってます。木久扇師匠の本心を。「YouTubeって儲かるの?」きっとこれだけです。自分よりお金儲けしてる人を見つけたら、それのマネをしてみる木久扇師匠。誰よりもマネーが好きな木久扇師匠。好きな言葉はと聞かれたら「入金」と平気で答える木久扇師匠。世間では木久蔵ラーメンが有名ですが、実はオリンピックの東京開催が決まったら、すぐに木久扇ナポリタンの販売を始めました。理由を聞いたら、パッケージに万国旗が描かれてて「オリンピックに来た外国人が自分の国の国旗を見たら、なんだかわからなくても買っていくだろう」という答え。これでもしバカ売れしたら、マーケティング学に一石投じそうな新理論。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁