著者のコラム一覧
塩澤実信ノンフィクション作家

長野県生まれ。双葉社取締役編集局長などを歴任。レコード大賞元審査員。「昭和の流行歌物語」「昭和歌謡 100名曲」など著書多数。

「勝手にしやがれ」はキザな沢田研二だからこそサマに

公開日: 更新日:

沢田研二「勝手にしやがれ」

 沢田研二の代表曲「勝手にしやがれ」は、阿久悠の傑作だと思うが、本人の評価はそこまでではなかったようだ。

 生涯で5000曲以上を作詞した阿久悠が「自分の作品で好きなもの」の第1位にあげたのは、同じ大野克夫とのコンビで生み出したジュリーの「時の過ぎゆくままに」なのである。だが、その後のジュリーの立ち位置を決定づけたという意味では、私は「勝手にしやがれ」が決定打だと思っている。

 いまさら言うのもくどくなるが、昭和40年代から50年代にかけて、若者たちを熱狂させたグループ・サウンズ。その中にあって、人気の面で一頭地を抜いていたのがザ・タイガースの沢田研二だった。甘いマスクと歌声で数多くのヒット曲を飛ばし、10代の女性ファンが「ジュリー!」と絶叫しながらステージに殺到したものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網