スポーツ新聞の現場は今…試合やイベント開催が軒並み中止

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの影響で大ダメージを受けているのが各スポーツ紙だ。

「五輪が延期になったうえ、野球、Jリーグなど軒並みスポーツイベントの開催が中止に。毎日どうやって紙面を埋めていいのか頭を悩ませている」(在京スポーツ紙幹部)

 芸能面もことごとく開催予定だったイベントやコンサートが中止に。現場では3月末に通信社のカメラマンのコロナ感染が発覚するなど記者の感染も時間の問題だ。一般企業は続々とテレワークやリモートワークを導入しているが、スポーツ紙はどうなのだろうか。

「紙面の編集を担当する部署やデスクは出社が必要不可欠。問題は記者の扱いですが、取材に行く現場がないから『重大案件でもなければ会社にあがらなくてもいい』という社もあれば、時間差出勤で人数をなるべく減らしている会社もあったり対応はバラバラですよ」(在京スポーツ紙記者)

 競馬、ボートレース、競輪などの公営ギャンブルは無観客で開催続行。現場には記者も出向いているというが…。

「もし記者のせいで選手が感染してしまったら大問題。コロナ対策を徹底はしているものの、一番リスクが高い現場です」(ギャンブル担当記者)

 一日も早く活発な取材活動ができるようになる日が訪れてほしいものだが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃