コロナ禍でも芸能人まだ夜遊び…事務所が制御できない背景

公開日: 更新日:

 芸能事務所とて、所属芸能人のプライベートをすべて把握しているわけではない。特に売れっ子ともなると夜の会合にも引っ張りだこである。それが平常時であれば、多少ハメを外した瞬間を週刊誌に撮られても、「プライベートのことは本人に任せています」というコメントを事務所が出して済ませることが多い。しかし、緊急事態宣言が全国に拡大された今、あまりのんびりしたことも言ってはいられないようだ。

 例えば、新型コロナウイルスに感染し、現在入院治療中の俳優・石田純一(66)だ。当初は、〈仕事先の沖縄でだるさを訴え、14日に肺炎の症状が見られたことから都内の病院に入院。この日、PCR検査で感染が判明した〉(4月16日付の日刊スポーツ)と報道されたが、その仕事とは芸能関係ではなく、自身の経営する飲食店の打ち合わせだった。しかも、発症した可能性のある日にゴルフをしていたことも判明。妻であるプロゴルファーの東尾理子(44)は、「主人を止めきれなかった」と釈明したが、果たして芸能事務所は、石田の行動を把握していたのか?

「恐らく把握していたけど止められなかったのでしょう。石田さんクラスのベテランになると、事務所のマネジャーも行動についてとやかく言いにくいですからね。東尾があのようなコメントを出したのは、自分たち夫婦への批判は甘んじて受けるけど、事務所や石田の店で働く飲食関係者に批判が及ばないように配慮したのだと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波