僕も一人暮らし 朝起きたらマネジャーに安否確認の電話を

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 まだまだ死ぬつもりはない。しゃべる仕事も、オファーがあれば続けたいと意欲満々だ。唯一のレギュラー番組だった「秘密のケンミンSHОW」(日本テレビ系)を今年3月に降板したことで、「みのもんた引退か!?」と書き立てられたが、本人にその意思はない。

「『ケンミンSHОW』の出演最終回も視聴率が良かったみたいで、ひと安心です。数字が良いうちにバトンタッチできてよかった。以前のようにテンポ良くしゃべったり仕切ったりすることはできないけど、今後はスピードを求められない年相応の仕事があれば、ぜひやりたいですね」

 ゲストやコメンテーターとして出てほしいというオファーは、すでにいろいろ来ているという。

「ゲストでってことは、聞かれたら何かしゃべってほしいということですよね。そんな役割もいいかもしれないと思うようになりました」

 テレビの仕事の傍ら、家業である水道メーター会社ニッコクの社長も務めてきた。創業80周年を迎えた今年、社長の座もバトンタッチしようと思っている。

「とはいえ、引退ではありません。あくまでスローダウン。生きてる限り、僕の引退はないですね」 (おわり)

【連載】みのもんた75歳 老いを語る

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