著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

娘の家出が元で…梶原一騎の実弟・真樹日佐夫との奇妙な縁

公開日: 更新日:

 実の娘が気にならない親はいない。親子の仲が戻るに越したことはないが、娘さんの意思を確認せず教えるわけにはいかない。ほどなくして無事に実家に戻った。思いがけぬ形で梶原家の修復を手助けする形になり、思いがけぬ付き合いが始まった。

 当時、梶原氏は肝機能障害などで酒はドクターストップ。代わりに弟の真樹日佐夫氏がお礼の席を設けてくれたのがきっかけだった。

「兄貴は直接、君にお礼は言わないが、娘が戻ってきたことを本当に喜んでいた。ありがとう」

 真樹とはウマが合った。乃木坂にあった極真空手の「真樹道場」に稽古が終わる時間が待ち合わせになっていた。時には「オマエもやってみろ」と空手の真似事をやってみたが、「痛い」記憶しかない。

 稽古が終わると銀座にも連れていかれることもあった。夜の銀座をサングラスもかけたまま歩く。人が道をパッとあける迫力は変わらないが、隣にいる私を知人に見られたことがあった。「あんな人とも付き合うの」と言われたこともある。店では自慢の鋼鉄のように硬い胸や太ももをホステスに触らせるなど、陽気で楽しい飲み方をする人だった。それから間もなくして梶原氏が亡くなった(享年50)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由