F@nTVに民放各局が戦々恐々 投資家から支援オファー殺到

公開日: 更新日:

「正直言って、拍子抜けしたのと同時にホッとしています。業界関係者の誰もが9割9分、成立すると思っていましたから」と証言するのは民放キー局編成担当者。話題にしているのは視聴者参加型のインターネットTV局「F@nTV」が打ち出した“株式投資型クラウドファンディング”だ。

 コロナ禍で民放各局が広告収入を減らすなか、国内初となる試みに業界関係者や有力投資家らが注目していたという。ちなみに「F@nTV」を巡ってはCEOを務める片岡寛之氏がジャニーズ事務所を退所したNEWSの元メンバー・手越祐也(32)に副社長就任オファーを表明。ネットニュースなどで大きな話題を集めていた。

「『F@nTV』は視聴者が『みたい』番組をクラウドファンディングで集めた資金で制作することをウリにしていた。今回のクラウドファンディングの目標最低額は3000万円。7月2日から1週間、公募が行われたんです」(株式関係者)

 こうした動きに民放関係者は戦々恐々だったという。しかし鳴り物入りで行われたクラウドファンディングも、結果は惨憺たるものだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋