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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

注目の「美川憲一借金裁判」舞台裏…結審直前に和解で決着

公開日: 更新日:

 ピンチヒッターで会見に行くことになった私に、前日に会った須藤氏からこんなアドバイスを受けた。

「主な質問は新聞記者が聞く。トイレ、お風呂、着替えはどうしていたかだけ聞いてきたらいいよ」

 確かに、男性隊員の中で女性がひとり。誰もが知りたくなる素朴な疑問だ。当日、喉元まで出かけたが質問できなかった。

 O氏の会見では想定問答の相談に乗っていた。打ち合わせ後に私も会見場でメディアの中に入っていると自分がどっち側の人間かわからなくなるが、他のメディアに核心となる話を抜かれないことが目的だった。

 それでも会見には不慣れのO氏。緊張感で口を滑らせることもあり、ヒヤヒヤする場面もあったが、なんとか乗り切り、核心となる話は独占できた。

 裁判の争点は貸した証しとなる借用書の存在。歌手と後援会会長として家族ぐるみの付き合いをしてきた仲。借用書があるかは疑問視する声もあったが、「いくらなんでも億単位の金を念書もなく右から左に渡すか」というO氏の強い言葉を信じた。実際、段ボールの中から正式な借用書ではないが念書は見つかった。

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