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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

注目の「美川憲一借金裁判」舞台裏…結審直前に和解で決着

公開日: 更新日:

 裁判はお互いの手の内が気になるものだ。美川の事務所幹部の動きも慌ただしくなっていた。美川の事務所とは、先代の社長ファミリーとは付き合いはあったが、当時の美川の事務所とは面識もなかった。地裁前で初めて名刺交換だけはしたが、それ以上の交流もなかった。すでにO氏と私の仲が喧伝されていた中、スパイ行為みたいに見られるのも本意ではなかった。

 注目の裁判は結審を直前に「和解」の形で決着した。弁護士同士が話し合い、両者合意での和解ゆえ詳細は明かされなかったが、O氏は貸した事実を認められたことで「よし」としていた。

 取材は常にニュートラルな姿勢で臨むことの大切さを改めて学んだ裁判だった。

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