紅白の敵は裏番組にあらず 大みそか配信祭りにNHK戦々恐々

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 年内で活動休止する嵐をはじめ、今年の大みそかは“配信祭り”の様相である。嵐の他にも、EXILEが所属するLDHがパーフェクトイヤーの最終章としてライブ配信を開催。さらに、ももクロは今年4回目の「第4回 ももいろ歌合戦~ニッポンの底力~史上最多アーティストと年越し7時間生放送」をABEMAで配信。地上波以外が大盛り上がりなのだ。

 対する地上波の雄、NHKの「紅白歌合戦」はというと、「鬼滅の刃」のLiSA(33)、NiziU、瑛人(23)ら若者に人気のアーティストを集めたものの、今やライバルは地上波の裏番組ではない。9日の取材会では「どういう演出が紅白にふさわしいか、日々、議論している」(担当者)とコメント。もともと旬なスターがNHKホールに集結するのがウリだっただけに迷走中の様子だ。

「嵐が20時から生配信ライブを開催することが驚きでした。NHK紅白のゴールデンタイムと完全にバッティングですからね。地上波第一ではなく、芸能事務所の優先度が変わったんだなと業界内でも認識されました」(芸能関係者)

■テレビにしかできないことをどう表現するのか

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