著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

今期ナンバー1アニメ「呪術廻戦」“鬼滅”とは異なる中毒性

公開日: 更新日:

 10月からMBS/TBS系で放送されているテレビアニメ「呪術廻戦」が今、話題となっている。

 同作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々氏によるダークファンタジー漫画。人間の負の感情から生まれた「呪い」をはらう「呪術師」たちを中心に、人間と人間の負の感情から生まれる化け物「呪霊」との戦い、そして呪術師の陰謀を描いた物語だ。

 10月29日には、原作漫画がシリーズ累計発行部数1000万部を突破したことでも話題となり、Netflixの総合ランキングでも1位を獲得するほど人気が高まっている(今月14日現在)。

鬼滅の刃」の次はこれがはやる! として、「呪術廻戦」の紹介を目にする機会が増えた。しかし実際に、同作を視聴しているファンからすると、若干の違和感を感じてしまう。

 確かに「鬼滅の刃」と同じ「週刊少年ジャンプ」の連載作品ではあるが、比べずとも、それぞれに良さがあるのだ。なので今回は、純粋に「呪術廻戦」の面白さに迫る。

 制作を手がけるのは、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した「この世界の片隅に」や、スケーターのリアルかつ美麗な動きを表現し話題となった「ユーリ!!!onICE」を制作した「MAPPA」。その映像の迫力に最初に度肝を抜かれたのは第2話だ。人気キャラクター「五条悟」と「両面宿儺」という妖怪のバトルシーンの回だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界