著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

CD未発売で異例の紅白初出場 YOASOBIと太宰治に通じる世界観

公開日: 更新日:

 死への渇望は生の苦しみからの解放にはならず、逆にその思いに束縛され、より苦しみが続くだけなのかもしれないと思わずにいられなかった。

 キャッチーなサウンドと死への渇望を表現した歌詞。その違和感こそが、フィクションとしての気づきを聞き手に与え、それこそがまさにフィクションの底力をも感じさせてくれる。

「夜に駆ける」という楽曲の奥深さを、まだまだ味わいたい。

 ◇  ◇  ◇

 現在、YouTubeで公開されている「夜に駆ける」のミュージックビデオの再生回数は1億3000万回を超えている。YOASOBIが紅白で「夜に駆ける」を歌うのかを含めNHKはまだ公式にアナウンスしていないが、ファンの期待は高まるばかりではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった