アイドル業界から悲鳴 コロナ第3波で「接触系」完全消滅か

公開日: 更新日:

仮面女子は劇場公演再開も

 同様に、全国に数千人存在するといわれる「地下アイドル」も厳しい状況に置かれている。

 秋葉原に専用劇場を持つ“最強の地下アイドル”「仮面女子」の担当者はこう話す。

「昨年の緊急事態宣言以降、あらゆる感染予防対策を徹底し、ファンの方にもご理解いただきながら劇場公演を再開させてきました。握手などの身体的接触は一切禁止。チェキの撮影もタレントとファンの方は、距離を保ち、アクリル板を挟んで行ってもらっています。今後も感染予防対策の改善に取り組んでいくつもりです」

 仮面女子は、ライブ本数自体は前回の緊急事態宣言前を辛うじて維持しているというが、コロナ対応への苦労がにじむ。特に握手などの“身体的接触”は今後も難しそうだ。

「他の地下アイドルも似たりよったりの状況だと思います」(前出の大島氏)

 収束の気配を見せないコロナ禍で、リスクの高い“身体的接触”は、ますます消滅してしまうのか。

令和のアイドル」は、オンライン上での交流があったとしても、決して握手などはできない“近すぎないアイドル”がスタンダートになるのかも知れない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学