小倉智昭「とくダネ」終了はリストラ…五輪はリポーターか

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「いい時代を過ごしたMCの典型」なんて声も上がっている。3月で終了するフジテレビ系情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」で、1999年4月の放送開始から22年、番組を仕切ってきた小倉智昭アナウンサー(73)。

 年間1億円ともいわれる高額ギャラがネックとなり、リストラに近い「勇退」となるが、「マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。大病(膀胱がん)もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。まだ全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」などとし、その表情は決して暗くない。

「そりゃそうですよ」と、あるフジテレビ関係者はこう言う。

「放送開始当初は1本150万円(推定)ものギャラがあり、週5で月に3000万円、年換算で3億6000万円も稼いでいた計算になるわけですから。それが22年も続いたのです。最終的には1本70万~80万円に下がったようですけど、それでも今のご時世でみれば高額ギャラに変わりはない。フリー転身組の典型的な勝ち組。もうフリーが小倉さんのように稼げる時代は来ません」

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