上白石萌音「ボス恋」に有名映画と酷似の声…どう跳ね返す

公開日: 更新日:

 ドラマが始まるやいなや、〈これって、あの映画の日本版?〉なんて声がネット上にあふれたが……。

 12日にスタートした上白石萌音(22)が主演を務める連続ドラマ「オー!マイ・ボス! 恋は別冊で」(TBS系)。初回の平均視聴率(世帯)は11.4%と2ケタを記録し、まずまずの好発進だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ネット上では早速“ボス恋”の呼び名が定着しているようだ。

 “ボス恋”は上白石演じる「仕事も恋愛もそこそこでいい」という安定志向の主人公・鈴木奈未が、ファッション誌の編集部で働くようになり、鬼編集長・宝来麗子(菜々緒=32)に振り回されながらも、前に進んで行くという物語。で、冒頭の〈あの映画〉とは……2006年に公開されたアメリカ映画「プラダを着た悪魔」のことで、相当数の視聴者が同じ思いを抱いたのか、“ボス恋”放送中に「プラダを着た悪魔」というタイトルがトレンドワード入りするという事態になった。

「冴えない感じの女の子がファッション誌の編集部に入り、カリスマ的な存在である鬼上司と出会って悪戦苦闘する……という設定は、確かに“ボス恋”と“プラダ”は似通ってます。でも、それを言うなら、アメリカドラマの『アグリー・ベティ』も似た設定。また、人気漫画がドラマ化された2009年のドラマ『リアル・クローズ』も、舞台はデパートですが、設定としては似ているところはあるかもしれませんね」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった