著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニー喜多川氏は“日比谷”をブロードウェーにしたかった

公開日: 更新日:

ジャニーズのルーツ編(10)

 ジャニー喜多川メリー喜多川に対するメディアの印象は極端に違う。

「僕は黒子」と表舞台に出ることの少なかったジャニー氏は「仕事一筋、寡黙な人」という印象を持っていたが、「普段は冗舌な人」という話を周辺からよく聞いていた。

 音楽家の故・服部克久氏も「邦楽・洋楽を問わず音楽の話になると止まらない。知識もあるから話も面白いし、なにより発想も豊か」と語っていた。

 メディアの前では見せない素顔も、やがて見せるきっかけになったのが2011年、コンサートのプロデュース回数が10年までの10年間で8419回のギネスに認定されたことがきっかけだった。

 振り返ればジャニー氏の動きは記録を意識するかのようだった。自身がプロデュースしていた「滝沢(秀明)演舞城」の舞台広告に“演出・ジャニー喜多川”と大きく書くようになっていた。疑問を演劇関係者に聞くとこんな答えが返ってきた。

「もともとアメリカのショービジネスに感化された人。ジャニーズを立ち上げて成功したことで、国内だけでなく自分の名前を世界に発信したい欲が出始めたのだと思う。そのなかにギネス記録の意識はあったと思う。ギネスに載れば世界中に名前が知れ渡る」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  4. 4

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  5. 5

    山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか

  1. 6

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  2. 7

    ミスチル、銀杏BOYZ、T-BOLANの直前ライブ中止〈はやく判断できないのか〉アーティストの決断が遅れる背景とジレンマ

  3. 8

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    高市首相ハレンチ答弁の醜悪! 中傷動画疑惑めぐる「秘書音声」追及に「文春の有料会員イヤ」と屁理屈