不祥事連発ジャニーズJr. “22歳活動終了制度”導入の波紋

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 ジャニーズ事務所はデビュー予備軍として、東西合わせ約200人いる「ジャニーズJr.」への年齢制限を満22歳とすると発表。波紋が広がっている。Jr.は故ジャニー喜多川前社長が発案し、滝沢秀明副社長(38)が統括してきたが、高齢化にくわえて未成年との飲酒に淫行疑惑、さらに違法賭博に強盗事件と、昨年も不祥事が相次いだこともあり、「アイドル・タレントとしてデビューを目指すことが大前提であるという基本に改めて立ち返る」と説明している。ジャニーズ取材の長いベテラン担当記者はこう言う。

「結果的にタレントとして芽が出なくても、たとえばマネジャーとか振付師であるとか、何かで食べていけるポジションを見つけようとしてきたのがジャニーズです。それでも、どうにもならない者もいて、面倒見切れないというのが実際のところでしょうし、年齢で上限をつくるというのはデビューを目指すJr.にしても有意義だと思います」

 かつては、同期から新グループとしてデビューする者があると、もう自分たちには目はないと判断し、静かに事務所を去っていくという流れがあったという。ところが、最近は大所帯になり、東西に分かれ、さらにユニットができたり解散したりの連続で、判断のタイミングも取りづらくなっていたようだ。

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