橋本愛“不思議ちゃん”ゆえ大河「青天を衝け」でハマらず?

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 吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」の視聴率がパッとしない。歴代の大河ドラマにおいても幕末ものは苦戦傾向にあったが、「吉沢亮でもダメなのか」と、関係者は肩を落としているという。

「吉沢は2019年の上半期の朝ドラ『なつぞら』で注目を集めました。主演の広瀬すずの初恋の人という役でしたが、2人の相性は抜群で視聴者の心をわし掴みにしました。『青天』では吉沢演じる渋沢栄一のいとこで後に妻となった千代を橋本愛が演じています。この2人の相性が未知数だけに夫婦の絆が今後どのように描かれるのか、そこも重要なポイントになると思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 現在25歳の橋本が大きく注目を浴びたのもNHKのドラマだった。朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公の親友役を演じ、お茶の間の知名度が一気に上がった。以来、NHKは橋本をたくさん起用してきた。大河も18年「西郷どん」、19年「いだてん~東京オリムピック噺~」と立て続けに出演し、今回の「青天――」と、4年間で3度目の出演となる。

「ただ過去2度の出演に関しては、どちらもハマリ役とは言えませんでした。橋本は『西郷どん』では愛想のない物静かな西郷隆盛の最初の妻を演じましたが、出演回もわずか2回でほとんど印象に残らずじまい。『いだてん』では、きっぷのいい浅草の遊女を演じましたが、架空の人物で、本筋とは関係ない場面での登場ということもあり、こちらも印象は薄かった。どちらの出演もいわゆる“脇役”でしたが、今回はヒロインですから大抜擢と言えるでしょう。ただ彼女の場合、役にハマるかハマらないかでその評価が大きく分かれる傾向があります。感情の起伏が激しいキャラやエキセントリックな役だと見事にハマりますが、地味でおとなしめの役だとどうしても印象が薄れてしまうのです」(弘世一紀氏)

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