著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

福原愛と前田敦子へ 別れた元夫を嫌いになってはいけない

公開日: 更新日:

 このところ、2つの離婚の話題がマスコミで大きく取り上げられた。

 1つ目は、元AKB48の前田敦子(29)と勝地涼(34)の正式離婚。そしてもうひとつは、離婚協議中の福原愛(32)と台湾の江宏傑氏(32)の国際結婚夫婦。どちらも、結局は子供の問題が大きかったと思われる。

 まずは前田・勝地の離婚。最近の報道では一昨年の春、前田は家事の最中に足の靱帯を痛めたといってイベントなどを欠席したとされていたが、実は勝地との夫婦喧嘩のエスカレートがあって転倒し、車いすが必要なほどのケガをしていたのだという。その時から離婚ということが頭の中に生まれていたようだ。

 そして昨春には勝地が家を出て、仕事用という名目のマンションで生活するようになった。僕の経験から言っても、別居となると元に戻るのは難しい。それでなくとも、前田は元AKB48のセンターポジションで、まぁ主役と言っていい。勝地も若手の中では主演級であり、それぞれ外で活躍するのが得意となれば、家を守る人がいない。前田が子育てに苦労しているのに夫が協力してくれないとなれば、その不満も分かり、そもそも双方、気が強くて離婚は不可避と考えられていた。ただ、親権・養育費の問題で弁護士が入って話し合いとなっており、2年ほど時間がかかったのも仕方ない。後は前田が昨年末に大手プロから独立しているので、この先、順調に仕事が入るかが問題だろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝