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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

ジャッキー・チェンよ、香港人の自由などもう関係ないのか

公開日: 更新日:

 何にしろ、息苦しい国だ。逃げ出したくなる。でも、中国の一党独裁強権国家になんて行く気は毛頭ないし、アメリカはトランプのコロナ対策はずさんで、差別分断の白人至上主義は気味悪くて住めないし、韓国も文字が分からないし食い物も合わないから1週間以上はもたない。イギリスも飯はまずかった記憶しかないし、フランスもドイツもあんな難しい言葉は覚える気もない。台湾も中国軍の脅威を感じると落ちつけないし、香港は確実に自由が消えてしまった。結局、どこにも逃げ場所がない。南半球が残ってるってか。オーストラリアの牛肉は硬いし、カンガルーは食べられないし、ブラジルじゃ多分、何の仕事も無理だろう。

 余談だが、あのジャッキー・チェン(写真=本人を間近で見たことはあるが、主演作は1本も見ていない)が、反体制香港人を取り締まる「国家安全維持法」を支持し、先日の共産党100周年記念の映画人シンポジウムでは「共産党員になりたい」とまで言ったとか。郷里の香港人の自由などもう関係ないのか。表現の自由や不自由なんてどうでもいいのか。「映画」は自由に生きていきたい人が撮るものだと思ってきたが、彼は何者だろう。

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