著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

懸念が一転!眞栄田郷敦の高校生役がハマった痛快コミカル劇「プロミス・シンデレラ」

公開日: 更新日:

 アラサーにもなってケーキを人の顔にぶつけまくる暴挙もいかがなものかと一瞬思うが、それがこの作品の痛快さやスカッと感でもあるので、それを気にするのはもはやナンセンスだろう。

 そんな早梅は多くの人の心を動かし、彼女の知らないところで人の人生を変えていく。早梅に人生を一番変えられるのは壱成だが、今のところ性悪で嫌味キャラの壱成がどう変わっていくのか? ドラマで見られるのが俄然、楽しみだ。

■悪印象から始まる恋の王道感を楽しむ

 いまだに根強いファンを持つ「花より男子」しかり、性悪な金持ちイケメン男性が意のままにならない女性を「面白い」と感じ、恋に落ちるストーリーはいわば「王道ストーリー」だ。この手の話はたくさんあるので食傷気味という声もあるが、それでもやっぱり「王道」は面白いし、読み通りに落ちていく爽快感にも繋がる。

 さらには第2話から壱成の兄である成吾(演:岩田剛典)が本格的に登場。老舗旅館の副社長で、早梅とは高校時代に縁があり、ここから三角関係の恋愛模様が一気に動き出す。

 初回の平均視聴率は8%を下回ったが、期待値が低かった分<意外と面白い!>とSNSのクチコミなどで逆に広がっていく可能性も高い。今後の伸びに期待したい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  2. 7

    京成電鉄にのしかかるオリエンタルランド株の重荷…物言う株主の揺さぶりには抵抗も厳しい“お家事情”

  3. 8

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  4. 9

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  5. 10

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上