10年前に紛失した財布が!24万キロを旅して米ミシガン州の持ち主に戻った不思議な“運命”
米ミシガン州のフォード自動車の元従業員、リチャード・ギルフォードさん(58=写真)が2014年に紛失した財布が今年6月、約900㎞も離れたミネソタ州の自動車修理工場で発見され、話題になっている。
2014年のクリスマスシーズン、ミシガン州ウェイン郡にあるフォードの工場で働いていたリチャードさんは、生産ラインで車両の電気系統の作業をしていた。作業中、前かがみになった時に胸ポケットに入れていた財布を車の中に落としてしまったのだが、リチャードさんはそれに気づかなかった。
その後、財布がないことに気がついたリチャードさんは、同僚に手伝ってもらって数十台の車をチェックしたが見つからなかった。
実は財布はリチャードさんが作業をしていたフォードのSUV「エッジ」のエンジンルームに落ちていた。
この車はこの工場からアリゾナ州のディーラーに送られ、そこで販売された。その後、車はミネソタ州に渡り、約24万㎞もの距離を走行。今年6月ミネソタ州レイク・クリスタルにある修理工場に送られた。