<2>気を使うにも「しなさ過ぎるのは論外だがし過ぎるのもダメ」

公開日: 更新日:

 昭和20年代に生まれた落語家は、談志が昭和40年に著した「現代落語論」を読んで感化された者が多い。談幸もその一人である。

「大学3年の年、就職を決める段になって考えました。就職すれば大好きな落語の世界と切断されちゃう。どうしても落語と離れがたい。ましてや、落研の2年先輩が談志に入門して、談Q(現談之助)という芸名で前座修業をしてましたので相談すると、『うちの師匠は取るから。大丈夫』と言うので、談志の門をたたいたわけです」

 談幸が明治大学を卒業した1978年当時、談志は新宿区大久保のマンションに住んでいた。則子夫人、長女の弓子さん、長男の慎太郎さんの4人家族である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景