「ゴルゴ13」連載53年 劇画家さいとう・たかをさん すい臓がんのため死去

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「ゴルゴ13」の作者で知られる劇画家のさいとう・たかをさん(本名・齊藤隆夫)が24日にすい臓がんで亡くなっていたことが分かった。84歳だった。葬儀は親族のみで行った。

 1936年、和歌山市生まれ。17歳で描いた「空気男爵」でデビュー。上京し、「さいとう・プロダクション」設立。68年「ゴルゴ13」の連載を開始。主な代表作に「台風五郎」「無用ノ介」「デビルキング」「バロム・1」「影狩り」「雲盗り暫平」「サバイバル」「仕掛人 藤枝梅安」「鬼平犯科帳」「剣客商売」など。

 2003年に紫綬褒章、10年に旭日小綬章受章。19年東京都名誉都民に選出。

 今年正月の日刊ゲンダイでは「“バイデンアメリカ”誕生…ゴルゴ13が読む混沌2021国際情勢」と題したインタビュー記事に登場。バイデン新政権誕生後の米国と世界の情勢について独自の見解を披露した。

 小学館によると、雑誌「ビッグコミック」(小学館)に連載中の「ゴルゴ13」は、スタッフと編集部協力の上に継続する予定という。

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