「変動を生きのびる整体」片山洋次郎著

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「変動を生きのびる整体」片山洋次郎著

 近年、天候の変化による心身の不調「気象病」が身近になりつつある。夏の猛暑化をはじめ、寒暖差や湿度の落差、気圧変化も極端になった上に不規則性も激しく、体がついていくのが大変になったからだ。

 体は環境に応じて、どの部分がどのように敏感に反応して動くかという感受性を常に組み替えながら体調を保とうとする。

 本書は、著者が整体の現場で季節的変化や社会環境の移り変わりに体がどう応じていくのか「整体観察」した記録。整体と出会った1970年代から、2000年代の地殻変動・気候変動、そしてパンデミックと地球沸騰化時代をしのいできた現代人の体に起きた特徴的な症状と、その適応と回復のプロセスを解き明かす。変動の時代を生きるために体をリセットするメソッドも紹介。 (筑摩書房 968円)

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