参院選バラマキは逆効果…自公が公約「1人たったの2万~4万円」ショボすぎ給付金に大ブーイング!

公開日: 更新日:

〈給付金2万から4万で考えてるって。国民舐めすぎやろ〉〈お年玉レベル〉──。自民党公明党が夏の参院選の公約に盛り込むことで合意した「一律給付金」をめぐり、SNS上では大ブーイングの嵐だ。まだ具体的な金額は決まっていないが、所得制限を付けずに1人2万~4万円の給付を検討しているという。

 自公の幹事長らが10日の会談で合意。財源には、2024年度税収の上振れ分を充てる。「税収増分を国民に還元する」という大義名分だが、還元するぐらいならハナから取り過ぎなければいい話だ。

 政府・与党は4月、トランプ関税や物価高対策として1人3万~5万円程度の現金給付を検討したが、バラマキ批判や財源確保が立ちはだかり、断念した経緯がある。再びバラマキ案が浮上したのは、消費減税を訴える野党に対し、与党に「参院選の目玉公約がない」との危機感があるからだ。

 あくまでも選挙ファーストの自己都合で、しかも当初より給付金額はショボイ。これでは、世論の反発を招かないわけがない。参院選の目玉になるどころか、むしろ逆効果だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差