(3)高齢になって“もの”が二重に見える原因の大半は斜視

公開日: 更新日:

 年齢を重ねるとさまざまな目の不調が出てきます。老眼だけでなく、ものが二重に見える、ぼやける、目がかすむ、疲れる、乾くなど。これらの症状を、最近では「アイフレイル」と呼んでいます。

 アイフレイルとは、加齢に加えてストレスなどで目の働きが衰えた状態をいいます。目の健康と病気の中間段階にあるため、アイフレイルのうちに対策をとれば、目の健康寿命を延ばすことができるといわれています。

「実は、高齢者の斜視もアイフレイルのひとつなのです。高齢になると複視(ものが二重に見える)に悩む人が増えますが、原因の大半は斜視によるものです。斜視を治すことで症状が改善されることもあります」

 こう話すのは、多くの斜視・複視の治療を行ってきた後関利明・国際医療福祉大学医学部教授(兼熱海病院眼科部長)です。

「斜視は生まれつき」と誤解している人が多いようですが、後関教授によると、加齢に伴って発症する斜視(加齢性斜視)もあり、高齢者の複視の原因のトップはこの加齢性斜視によるものだそうです。高齢化が進むにつれ「斜視人口」も増加していると考えられます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体