著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。早大政治経済学部卒業後、博報堂に入社。在職中から音楽評論家として活動し、10冊超の著作を発表。2021年、55歳になったのを機に同社を早期退職。主な著書に「中森明菜の音楽1982-1991」「〈きゅんメロ〉の法則」「サブカルサラリーマンになろう」「大人のブルーハーツ」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた最新刊「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」(日刊現代/講談社)が絶賛発売中。ラジオDJとしても活躍。

プロデューサー小坂洋二は「5年以内にレコード大賞を獲らせます」を有言実行した

公開日: 更新日:

布施明「シクラメンのかほり」(1975年4月10日発売)

布施明「シクラメンのかほり」

 1975年を代表する曲である。何といっても、この年の日本レコード大賞受賞曲だ。

 作詞・作曲はフォークの世界で名を上げ始めていた小椋佳。ここで驚くべきは、布施明が所属した渡辺プロダクションの「フォーク取り込み戦略」である。

 75年といえば、それまで隆盛を極めていた… 

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