ドラマも映画も「トリプル主演」の時代が到来…芸能界で“3”は売れるマジックナンバー
今年のドラマ界で目立ち始めているのが“トリプル主演”。放送中の「夫よ、死んでくれないか」(テレビ東京系)は安達祐実・相武紗季・磯山さやかの3人が主演の夫婦愛憎物語。
深夜枠で男性2人、女性1人という新しい夫婦の形を描いたTBSドラマも主役は3人。
7月期もテレビ朝日が大森南朋・相葉雅紀・松下奈緒の3人の刑事ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」を放送する。
ドラマといえば単独主演が王道だった。放送中のドラマでも阿部寛から北川景子、橋本環奈が主演を務めている。最近はダブル主演もよく見受けるが、トリプル主演は珍しく、新鮮にも見えてくる。
先のドラマのキャスティングから見えてくるものがある。人気全盛期の相葉だったら単独主演だったはずだが、タレント活動が主の相葉に主役は肩の荷が重い。安達・相武、大森・松下は主役よりも相手役で抜群の存在感を放つ俳優。異色なのは磯山。女優のイメージは薄いが主演のひとりに指名された。当初、「私でいいのかしら」と悩んだそうだが、迫真の演技が評判を呼んでいる。「今後、女優としての選択肢が広がった」といわれている。