(28)実家に残された高齢猫4匹は東京へ連れて帰ることに決めた

公開日: 更新日:

 だんだん私自身が精神的な疲れを感じるようになっていた中、もうひとつ急いで解決しなければならないことがあった。父がいなくなった無人の実家で、4匹の猫たちが生き延びていたのだ。

 父の推定死亡日から発見されるまで約1週間。えさは食べ尽くしていたけれど、バケツにたっぷりくんだ水があったことが幸いした。空腹だったのだろう、段ボール箱を噛みちぎった残骸がたくさん散らばっていた。よくぞ生きていてくれた。

 私の実家には、ずっと犬と猫がいた。捨てられていたり、飼えなくなったから引き取ってほしいと言われたりした犬や猫を飼うこと、通算40匹。母が70歳になってからは、もう先に寿命が尽きると思うからと受け入れをやめていた。残っていたのは最後の猫たちで、すべて10歳を越えている高齢だった。

 この猫たちをどうしよう。友人や保護猫活動をしている知人、近隣の人に引き取ってもらえるか相談したが、どこからも良い返事はなかった。

 結局、最終手段を選ぶしかなかった。それは「東京の私の家で飼う」ということだ。東京の私の家にはすでに2匹の猫がいて、合わせると6匹になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から