(28)実家に残された高齢猫4匹は東京へ連れて帰ることに決めた

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 だんだん私自身が精神的な疲れを感じるようになっていた中、もうひとつ急いで解決しなければならないことがあった。父がいなくなった無人の実家で、4匹の猫たちが生き延びていたのだ。

 父の推定死亡日から発見されるまで約1週間。えさは食べ尽くしていたけれど、バケツにたっぷりくんだ水があったことが幸いした。空腹だったのだろう、段ボール箱を噛みちぎった残骸がたくさん散らばっていた。よくぞ生きていてくれた。

 私の実家には、ずっと犬と猫がいた。捨てられていたり、飼えなくなったから引き取ってほしいと言われたりした犬や猫を飼うこと、通算40匹。母が70歳になってからは、もう先に寿命が尽きると思うからと受け入れをやめていた。残っていたのは最後の猫たちで、すべて10歳を越えている高齢だった。

 この猫たちをどうしよう。友人や保護猫活動をしている知人、近隣の人に引き取ってもらえるか相談したが、どこからも良い返事はなかった。

 結局、最終手段を選ぶしかなかった。それは「東京の私の家で飼う」ということだ。東京の私の家にはすでに2匹の猫がいて、合わせると6匹になる。

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