吉野北人「トーキョー製麺所」に足りないのは森本レオのナレーション?

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 10月4日に初回放送の窪田正孝(33)主演「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート」(フジテレビ=月曜夜9時)を皮切りに、地上波GP帯の秋ドラマがスタートする。

「『ラジハⅡ』は前クールに続く医療モノ、かつ実績ある作品の続編で、視聴率は手堅いでしょう。10月第2週、第3週に初回を迎える作品もある中、先陣を切っての放送は勝算あってのことでしょう」(広告代理店関係者)

 メディアはリアルタイムの視聴を重視した“世帯視聴率争い”に目が向きがちだが、視聴者にとっては「自分にとって面白いかどうか」が指標だ。

「たとえば9月24日にシーズン9の放送が終了した『孤独のグルメ』(テレビ東京)は深夜帯の放送ながら、ドラマ満足度調査では、高視聴率だった『TOKYO MER』(TBS)や『ハコヅメ』(日本テレビ)と互角の戦いでした」(エンタメ誌編集者)

 元祖“飯テロ”ドラマの強さを見せつけたわけだが、現在放送中の深夜ドラマにも“飯テロ”を想起させる作品がある。毎日放送制作の火曜深夜“ドラマイズム”枠で9月8日から始まった「トーキョー製麺所」で、すでに第4話まで放送されている。

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