著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<63>家政婦のドラ子は野崎社長に「2億円を貸して欲しい」と懇願した

公開日: 更新日:

 かんぽの宿の1階フロントの奥の個室宴会場に顔を出すと時間前なのか皆は揃っていなかった。野崎幸助さんは椅子に腰掛けて、料理を並べる係員を見ていたが、早貴被告はいなかった。

 私は社長とかなり親しくさせてもらっていて、彼の性格もよく知っていたが、凄いと思ったのは約束の時間の少なくとも30分も前に姿を現すことで、1時間前のこともあった。

 約束の時間まで何もせずに黙って座っているのだ。私だったら新聞を読んだり本を読んだりするだろう。今の若者ならスマホをのぞいているだろうが、社長はただただ座っているだけだ。

「退屈じゃないんですか?」

 聞いたことがある。

「いやいや、いろんなことを考えたり、思い出したりしているんで退屈じゃありませんよ」

「べっぴんさんのことを考えているんじゃあないですか?」

 ちゃかしたが、約束の時間よりもかなり前に行くというのは彼の習慣であり、マコやんも「もう行くんですか?」と社長の時間前の動きに慌てていたことも珍しくはなかった。=つづく

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  3. 3

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  4. 4

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  5. 5

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  1. 6

    バレーSVリーグに現役選手から不満爆発!《ハテナがつく事ばかり》の現状招いた真犯人

  2. 7

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 8

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由

  4. 9

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  5. 10

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板