石破茂前首相“唯一のレガシー”「防災庁設置法」が静かに成立も期待できないワケ

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 高市首相の答弁拒否や事務所を巡る疑惑で審議が空転するなど、会期末ギリギリまで大モメの国会だが、石破茂前首相の肝いりだった「防災庁」の設置法は、13日の参院本会議で混乱なく静かに成立した。「防災庁」は今年11月にも発足するという。

 災害対応の司令塔となる新組織の設置は、昨年9月に自民党内抗争に敗れて引きずり下ろされた石破氏が、総裁選時から打ち出していた公約。その実現は、在任1年と短命だった石破氏にとって“唯一”と言っていいレガシーだ。高市早苗首相は就任前、「防災庁」に否定的だっただけに、「石破首相の退陣で次に引き継がれるのか危ぶまれた」(内閣府関係者)が、設置法成立までこぎつけた。

「ようやく一歩踏み出したと、石破氏は胸をなでおろしていることだろう」(石破氏周辺)

「防災庁」は内閣府防災担当を改組し、首相をトップとする内閣直属の独立組織となる。専任の防災相を置き、防災施策の基本方針策定や、大規模災害に対処するための企画立案・総合調整を担当する。事前防災から災害対応、復旧・復興まで一貫して取り組むという。

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