米価暴落で2年後「コメ騒動」再来危機…専門家は「備蓄米の買い戻しが急務」と警鐘

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 大量のコメ余りで危機的な状況だ。

 自民党の水田農業振興議員連盟は14日、昨春から1年かけて放出された備蓄米の早期買い戻しを政府に要望する緊急決議をまとめた。会長の小野寺五典税調会長はコメが供給過多に陥っている状況を念頭に「コメの需給が安定し、農家が再生産できる取引価格となることが重要だ」と話した。

 実際、農水省によると、2025年産米の民間在庫量は5月末時点で223万トンと、過去最大に膨れ上がっている。値崩れを防ぐため、備蓄米の買い戻しで需給を引き締めようというのだ。

 一方、官邸の動きは鈍い。買い戻しにより市場の流通量が減少し、米価が上昇することを懸念しているからだ。

 しかし、米流通評論家の常本泰志氏は「すでに米価が急落している。備蓄米買い戻しはいまがラストチャンス」と話し、こう警鐘を鳴らす。

「現在、民間業者が提示している今年の新潟県産コシヒカリの買い取り価格は、60キロあたり1万9000円前後です。JAえちご上越が提示した2025年産米の概算金と比べ、4割近く値下がりしています。さらに、新潟県産こしいぶきの民間業者の提示額は1万5000円前後で、やはり昨年の概算金から値段が半額に急落。コメ農家が経営を維持できるラインを、確実に下回っています」

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