結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス
11月1日に配信が始まる有料サービス「DOWNTOWN+」について日本テレビが行ったアナウンスに対し、ファンが歓喜している。10月27日、日テレが同サービスに対して「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の過去映像を提供する意向を定例記者会見で明かしたと各メディアが報じたためだ。
この知らせに、松本のファンから歓喜の声が続々。理由はやはり、「ファンが松本人志の姿を見ることができる」からだ。松本といえば2023年12月の『週刊文春』が報じた性加害疑惑の記事に対する訴訟を起こすべく、裁判に注力するとして芸能活動を休止。実際に提訴するも、24年11月にこれを取り下げた。その後は復帰の時期が注目されてきたが、8月には同サービスが今年の11月1日に始まることが発表され、復帰日となる同日をファンが待ち望む状態が続いている。
「ガキ使」の過去映像の提供について日テレは会見で、「笑ってはいけないシリーズ」についてはすでに「Hulu」で提供済みとしたうえで、視聴者のニーズを踏まえて判断したとの趣旨の説明を行ったと報じられた。有料配信サービスという「見たい人だけが見るメディア」だからこそ松本の復帰がかなったということなのだろう。


















