鈴木伸之の魅力は漫画向きなキャラ?「ラジハ」も「恋です」もコミック原作

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「確かに原作のファンからはいろいろと不満も出るでしょうが、それは『今日俺』の時もそうでした」と、こう続ける。

「でも、先入観なく見たらハマる人はきっといるはず。マーくんは見た目で周囲から怖がられるけど内面はナイーブな天然おバカキャラ。“りんくま”こと久間田琳加さん演じる茶道部の姉崎部長に接するさまは、『恋です!』で杉野遥亮さんが演じる森生に共通するところもあってほほ笑ましい。ちょうど『恋です!』では、かつて森生のケンカ相手だった獅子王が、話が進んで重要なキャラとして注目されているところ。その獅子王の高校時代を描いた“スピンオフ”的に見ると面白いと思います。作品同士はまったく関係ないですけど」と亀井氏は笑う。

 そんな鈴木は、来年1月期の読売テレビ制作、日本テレビ木曜深夜枠で放送される「ケイ×ヤクーあぶない相棒―」(木曜午後11時59分)の主演も発表された。演じるのはカタブツの公安捜査官らしい。

「鈴木さんは185センチの長身に鍛え上げられた肉体と、不良役にぴったり。それでいて、どこか優しさやナイーブさをにじませられる表情も魅力的です。そして今期の3作に加えて、来期の主演作もすべて漫画が原作のドラマ。映像化する際、〈〇〇さんみたいな人をキャスティングしたいよね〉って話になった時に上位に来やすいのだと思います」(前出のエンタメ誌ライター)

 “辻村先生”“獅子王”“まークン”に続いて公安捜査官。ファンにとっては“鈴木伸之ロス”になることは当分なさそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に