新橋芸者が年に一度だけ華麗に舞う公演「東をどり」3年ぶりに開催
新橋芸者が年に一度、日頃、磨き上げた芸と踊りを披露する公演「東をどり」の千秋楽公演が23日、新橋演舞場(東京都中央区)で行われた。
大正14年に新橋演舞場のこけら落としとして始まった伝統の公演。今年で第97回を数えるが、コロナ禍で一昨年、昨年は中止となっていた。
あでやかな着物姿で、芸妓たちが長唄、清元、小唄を披露。フィナーレの口上で、東京新橋組合 頭取 岡副真吾氏が第100回に向けた決意を語ると、客席からは万雷の拍手が送られた。