著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(13)移住してハッピー! 家庭円満にも、物価高対策にもなる?

公開日: 更新日:

「ふるさと住民」(実際に住んでいなくとも、住民として任意に登録できる)の話題が出ていますが、年に1回農業の手伝いをする代わりにお米を受け取れるなど、農業契約すればふるさと納税のように普及するかもしれませんね。

 そんなことより、東京は、周辺よりも家賃、生活費、学費も高く、物価高は生活を直撃します。悲鳴を上げている人も多いです。

 それに妻の社内不倫の噂で離婚の危機にあった山本拓さん(仮名.58歳)は、心配になり、無理やり、子ども教育にいいからと県外に引っ越しました。

■「移住支援金制度」で、引っ越し代ゼロ

 東京23区などから東京圏外に移住する場合に支援金が出る「移住支援金制度」を使いましたので、引っ越し代もかかりませんでした。夫婦でテレワークでしたので、そのままの働き方で大丈夫でした。

 自治体によっては、起業する場合にも、移住支援金があります。社会課題を解決するために起業する場合は、最大200万円まで支援を受けることができます。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘