著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【レモン】速やかに体内を潤して喉の渇きを改善する

公開日: 更新日:

 最近、以前より喉がよく渇く。ちゃんと水分をとっていると思うのだけれど……。

 「喉が渇いた」という感覚は、体内の水分が減少していることを知らせるサインです。自覚がなくても、すでに水分不足が始まってはじまっているのかもしれません。

 人間の身体の約60%は水分ですから、水分を維持することは身体にとって非常に重要です。体内から5%の水分が失われると、脱水症状が現れるとされています。人間は普通に過ごしていても、尿、呼吸、汗などで1日に2.5リットル程度の水分が失われます。

 とくに、汗をかく夏場は当然ながら、想像以上に体内の水分が不足します。シニアの場合、加齢によってそもそも体内の水分量が不足しています。喉の渇きはすでに「脱水」が始まっているということ。ひときわ、十分な水分補給が必要なのです。

 そのほか、喉の渇きは緊張やストレスによる唾液分泌量の低下、薬の副作用によっても引き起こされます。さらにシニアは自律神経が衰えて唾液の分泌が抑制され、喉が渇きやすくなる傾向があります。

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