青砥「もつ焼き 小江戸」は夕方5時前からカップル、地元の先輩、ママ友たちで大賑わい
新小岩で準備体操してから小岩に乗り込もうと思ったら、あえなく新小岩でチンボツ。小岩に出直したはいいが、残念ながらお目当ての店は春先に店じまい。隣の仕出屋のオヤジさんが「こないだ店閉めちゃったんだよ。もう体がもたねえって」と、気さくに話してくれた。
もう一軒は取材NG。軽くやって退散したけど、明るいうちから地元の先輩でイッパイ。残念だけど、常連に迷惑はかけられないからね。ご興味あればアタシのnoteにアップしているから読んでみて。
そんなわけで京成小岩駅に取って返し、青砥に乗り込むことに。かねて評判の「もつ焼き 小江戸」に潜り込んだ。
京成押上線沿線はもつ焼き銀座。安くてうまくて早い時間からやっている名店が多い。そんな中で小江戸は創業11年にして地元はもとより遠くからも食べにくるもつ焼きの名店だ。それもそのはず店主の大島健二さんはもつ焼き好きが高じて脱サラし、立石の名店江戸っ子で修業したという経歴の持ち主。残念ながら江戸っ子は再開発で閉店してしまったが……。
大島さんだけでなくアタシの知っているもつ焼き店主も似たような経歴が少なくない。どうやらもつ焼きには人を熱く狂わせる魔力があるのかもしれない。アタシもだいぶ狂ってるけど(笑)。
さて、まずは生中(580円)。なんと開店の3時から4時までは半額の290円。つまみはカシラ、テッポー、アブラを塩で(各2本セットで360円)。箸休めに、いぶりがっこ入りのポテサラ(370円=同下
20人座れる長いカウンターは一人客で半分ほど埋まっている。背中には大小のテーブルが5脚ほど。そこはカップルやら地元の先輩グループやらママ友たちで大賑わいだ。いったい今、何時だと思っているのかね。奥にある大画面テレビではNスタが始まったばかりだ。